子どもが不審者に連れ去られたり、暴行を受けたりするのを心配している保護者の方は多いでしょう。学校から帰ってきて、遊びに出かけたけれど、中々帰ってこない場合など、とても心配してしまいます。しかし、子どもが不審者から声をかけられるといったことの多くは、通学路で発生しているようです。子どもが通学路を通るのは朝の時間と下校時間です。まだ明るい午後3時頃でしょう。部活動がある子どもはもう少し遅い時間になります。でも、通学路には大人の目もありますし、どうしても防犯の意識が少なくなってしまうものです。道が分からないから教えて欲しい、ゲームをやろうなどという誘いに乗らず、知らない人に声をかけられてもついていかない等、子どもたち本人に防犯意識を強くもってもらうことも大切です。

子どもがひとりで歩かないよう工夫する

子どもが不審者から声をかけられるときは。子どもがひとりでいる時がほとんどです。何人かでいると不審者も声をかけにくく、もし声をかけても誰かひとりが大人を呼びにいくなど、危険を感じても誰かに知らせることができます。通学路を歩くときでも、なるべくひとりにならないように子ども自身にも言い聞かせてみてはどうでしょう。もしひとりになりそうな時は、明るい道や人通りが多い道を通るようにして、いつもの通学路を違うところを通る旨を家族に連絡することも忘れないようにします。そして、防犯ブザーを持たせて、常に使えるようにしておくのもいいでしょう。電池切れになっていないかを常に確認しておくことも大切です。万が一の場合は、コンビニエンスストアやこども110番の家などに駆け込めるよう、家族で安全マップなどを作っておくのもいいでしょう。

子どもと常に話し合いを行って防犯意識を高めておく

子どもが委縮してしまうような怖い出来事を話すのは微妙ですが、子どもを対象としたこんなトラブルがあったというような事例を話しながら、子ども自身に危機管理意識を持たせて自らで防犯できる範囲を広げましょう。ひとりでふらふらしているとどんな危険があるのか、もし変な人にあとをつけられたらどこに助けを求めたらいいのか、防犯ブザーを確実に操作できるのか等、家族で話し合いを行っておくことで、子どもはいざという時に慌てずにすみます。多くの人が自分を守ってくれるということを知っておくことで、子どもには大きな勇気が備わるはずです。今はパソコンやスマホと連動した位置情報提供システムを搭載したツールもあります。どこにいるかがわかるだけで家族は安心です。家族の生活にあった防犯方法で子供を守る準備をしましょう。